2020年7月

私はやりたいことがいっぱいあります。 音楽で人を幸せにしたい、とか イラストで心を動かしたい、とか 漫画・小説をかいて、人の人生をカラフルにしたい、とか 素材をたくさん作ってたくさんの人の声が多くの人に届くように、そして私みたいに、ネットが落ち着くという人がより長くネットの世界で活動できるように、とか。 いっぱいやりたいことがあるけれど、まだどれも達成できていない。「ちょっと今週はいそがしくて・・・」「タイミングが合わなくて・・・」「まだ私には早いと思って・・・」「まずは書き方を調べるところから始めようと思って・・・」なんて沢山の言い訳ばかりが思いついては、他のことをやって先延ばしにしてしまう日が続きました。 でも、やりたいことが出来てない理由は一つだけでした。 私がやりたいことそれ自体をやっていないだけ。 私のやりたいことは、例えば、絵を描くことなのに、絵の上手くなる方法を調べたり、技術書を読んだり、描きたい絵以外のものを描いて練習したり・・・やる気を待ったり、必要って言われてる道具が手に入るまでお金を稼ぐことを頑張ったり・・・ これは全くの間違いでした。絵を描きたいんだったら、最初から絵を描くべきでした。百合の漫画を描きたいんだったら、他の技術書とかで絵の描き方を学び始めるんじゃなくて、最初から百合の漫画を下手でも書き出すんです。そして、途中で足りない部分があったらそこを補っていけばいいんです。 仕事だってなんだってそう。 アイドルになりたいんだったら、今すぐアイドル事務所に応募して、歌と踊りを今のままでいいから動画撮ってYoutubeとかに投稿して、とにかく自分が今アイドルだとしたら何をするかって考えて行動すべきだと思います。就職して、車を作りたいって思うんだったら、今すぐ小さく拙い車でもいいから車を作り出すべきなんです。学校から帰って、ぼーっとYoutubeを見て、明日も学校に行ってって、そんな時間は終わらせるべきです。 車を作りたいのに、就活なんて挟む必要もないし、営業で経験を積む必要なんてありません。やりたいことがあるなら、最短経路でやり始めるべきなんです。 もしも、この会社でこの車が作りたい、という思いがあるなら、その車が作れる立場だけを目指して動くべきです。入社した時点でその車を作れる機会があるなら、わざわざ出世する必要なんてないと思います。 立場はやりたいことをやるための道具であって、目的ではないのです。 やりたいことがあるなら、やりたいことそれ自体を今すぐやりだすべき。やりたいことの外側を埋めている時間などない。 私のこの言葉が、やりたいことがあるのに動けない人の胸に響くことを願っています。

やりたいことを出来なくて立ち止まっている私へ / To You who still stand same place and can’t do anything you want do.